- テックキャンプってどんなコースがあるんだろう…
- 夜間休日スタイルと短期集中スタイルの違いを知りたい
- 結局、夜間休日と短期集中どっちがいいのか教えてほしい
今回は、上記の質問に答えていきます。
テックキャンプは、多くの卒業生をエンジニア転職させている業界大手のプログラミングスクールです。
テックキャンプでは、夜間休日と短期集中どちらかのスタイルを選ぶ必要があります。
しかし、自分に合わないスタイルを選ぶと学習を続けられず後悔するかもしれません。
そこで本記事では、テックキャンプの夜間休日と短期集中スタイルの違いとそれぞれの特徴を紹介します。
エンジニア転職を検討している方や、テックキャンプのスタイル選びに不安を感じている方は、ぜひ最後までご覧ください。
テックキャンプ2つのコース比較表
以下は、テックキャンプの夜間・休日と短期集中の2つのスタイルを比較した表です。
夜間・休日スタイル | 短期集中スタイル | |
---|---|---|
受講形態 | 通学またはオンライン | 通学またはオンライン |
受講料(税込)※オンライン | ¥877,800 | ¥657,800 |
給付金額 | ¥560,000 | ¥460,460 |
実質金額(受講料 – 給付金) | ¥317,800 | ¥197,340 |
学習期間 | 26週間 (182日) | 10週間 |
週の学習時間 | 23時間 | 55時間 |
大きな違いは料金と学習期間です。
夜間・休日スタイルは短期集中スタイルに比べて、料金が高く学習期間も長くなっています。
週の学習時間が短く、学習期間が長いことで、コストが高くなるためです。
お金も期間も少なくしたいなら、短期集中スタイルがいいでしょう。
夜間休日スタイルの特徴
夜間休日スタイルが向いている人
仕事終わりに学習が継続できる人です。
夜間休日スタイルは、平日の夜も学習が必要であるためです。
たとえば、仕事が終わったら家でゆっくりしたい人や、勉強したくない人には向いていません。
また、残業が多くて夜の学習時間を確保できない人にも向かないでしょう。
夜間休日スタイルは、平日夜に時間が確保でき、学習意欲がある人におすすめのスタイルです。
夜間休日スタイルのメリット
仕事を辞めずに学習できることがメリットです。
働きながら学習するため、収入が途絶えることもありません。
たとえば、貯金がない場合や家族がいる場合は、すぐに仕事を辞めるのは難しいでしょう。
夜間休日スタイルで学習し転職先が決まった後に仕事をやめれば、生活を維持しながらエンジニアになれます。
夜間休日スタイルは、仕事を続けながら受講できるのが最大のメリットです。
夜間休日スタイルのデメリット
デメリットは時間の確保が難しいことです。
仕事以外の時間に学習する必要があるため、時間管理が欠かせません。
平日夜に他の予定を入れると学習が遅れるため、気軽にご飯や飲みに行くのも難しくなるでしょう。
休日もほとんど学習時間に当てなければならず、自由な時間は少なくなります。
ですが、学習期間は6ヶ月なので、気づいたらあっという間です。人生全体の半年間と考えると、そこまで長い時間ではないでしょう。
日々の時間の使い方を見直し、学習時間を確保することが大切です。
短期集中スタイルの特徴
短期集中スタイルが向いている人
短期集中スタイルが向いているのは、追い込まれた環境で集中して学習できる人です。
短期集中スタイルなら仕事していない状態なので学習だけに没頭できます。
仕事が終わった後に勉強する気力がない人に適したスタイルでしょう。
また、厳しい環境で学習する方が成果にもおすすめです。
しかし、仕事を辞める必要があるので、そのリスクを受け入れる必要はあります。
仕事との両立ではなく、学習だけに振り切りたい人には短期集中スタイルが最適です。
短期集中スタイルのメリット
短期集中スタイルのメリットは、学習期間が短く費用も安いことです。
短期集中スタイルは、夜間休日スタイルに比べて期間が10週間と短く、その分費用も抑えられます。
具体的な差分は、以下表のとおりです。
夜間・休日スタイル | 短期集中スタイル | 差分 | |
---|---|---|---|
受講料(税込) ※オンライン | ¥877,800 | ¥657,800 | ¥220,000 |
実質金額 (受講料 – 給付金) | ¥317,800 | ¥197,340 | ¥120,460 |
学習期間 | 182日 | 70日 | 112日 |
費用は約12万円、期間では約4ヶ月の違いがあります。
コストと期間を抑えて学習できるのが、短期集中スタイルのメリットです。
短期集中スタイルのデメリット
短期集中スタイルのデメリットは、一日の学習時間が長いことです。
集中的に学習する必要があるため、体力的・精神的に厳しい期間になるでしょう。
具体的に、平日は毎日10時から19時まで8時間(昼休憩1時間)の学習が必須です。
さらに19時以降や土日の時間も自主的に学習する必要があります。
ただ、仕事をやめた状態なので、学習期間を仕事時間と考えればそれほど大変ではないでしょう。
一日の学習時間が長いことは、デメリットとして認識しておくといいです。
テックキャンプのコース選び方ポイント3つ
続いて、テックキャンプのコースを選ぶ際の3つのポイントを紹介します。
- 生活資金が確保できているか
- 現在の仕事をやめても問題ないか
- 短期間で成果を出したいか
生活資金が確保できているか
まずは、生活資金に余裕があるかが重要なポイントです。
短期集中コース受講中は収入がなくなるため、それに耐えられるだけの資金が欠かせません。
いつ転職が決まるかは予測できないため、少なくとも半年分は確保する必要があります。
たとえば、1ヶ月の生活費が20万円の場合、120万円以上用意しておくと安心です。
すぐに準備するのが難しい場合は、退職金や失業給付を利用する方法もあります。
金銭的に余裕がないなら、夜間休日スタイルでの学習を選びましょう。
現在の仕事をやめても問題ないか
今の仕事をやめられるかも大事なポイントです。
自身の環境や状況によっては、すぐに仕事をやめられないかもしれません。
業務の都合や後任者への引き継ぎも考慮すると、退職までに半年以上かかる場合もあるでしょう。
現在の職場環境も考えたうえで、学習スタイルを選ぶことが重要です。
仕事を辞めることにリスクを感じるなら、夜間休日スタイルがおすすめです。
ただ、仕事をしていても残業や休日出勤が多い場合は、短期集中を検討した方がいいでしょう。
短期間で成果を出したいか
短期間で転職を決めたいかも、学習スタイルを選ぶ上で欠かせません。
どちらのスタイルを選ぶかで、転職が決まるまでの期間が異なるためです。
たとえば、夜間休日スタイルだと転職まで8ヶ月程度かかる一方で、短期集中では約4ヶ月程度が目安となります。
転職が決まるのは、転職市場の状況やタイミングもありますが、早く活動を始めた方が成果は出やすいでしょう。
なるべく早くキャリアチェンジをしたいなら、短期集中がおすすめです。
私が夜間休日スタイルを選んだ理由
結論から言うと、仕事を辞めるのが怖かったからです。
一般的に安定している公務員の職を失うことに躊躇していました。
生活資金はある程度確保できており、退職金も多少はもらえるため、お金の心配はほとんどなかったです。
短期間で転職を決めたいとは思いましたが、退職して行動する勇気はありませんでした。
未経験からエンジニアへの転職が簡単ではないことも理解しており、慎重に転職活動を進めたかったのが本音です。
そのため、仕事を辞めずに学習する夜間休日スタイルを選びました。
まとめ:テックキャンプのコースは自身の状況によって慎重に選ぼう
テックキャンプは、多くのエンジニア転職成功者を輩出している業界大手のプログラミングスクールです。
テックキャンプには、短期集中と夜間・休日の2つの学習スタイルがあります。
仕事を辞めて一気に学びたい場合は短期集中スタイルが最適ですが、経済面に不安があるなら夜間・休日コースが安心です。
自分自身の特性や環境に合ったスタイルを選ぶことで、無理なく効果的にスキルを習得でき、エンジニア転職への一歩を踏み出せます。
テックキャンプでの学習は人生の岐路となるため、学習スタイルは自身の状況に合わせて慎重に選びましょう。