- 最近、公務員の仕事がつまらないと感じる…
- このまま公務員を続けていくことに、なんとなく不安がある
- 仕事がつまらない状況が続く場合に、取るべきアクションを教えてほしい
現在、公務員として働いている方には、このような悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
公務員の仕事は楽しいものばかりでなく、面白くない雑務や意味のなさそうな業務が多いのも事実です。

私も公務員時代、多くの業務に携わりましたが、最終的には仕事がつまらず転職しました。
そこで本記事では、公務員がつまらないと感じる理由や実際の体験談を紹介します。
具体的なアクションプランも紹介するので、現職公務員の方や、将来的に転職を考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
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公務員の仕事がつまらないと言われる理由


では、公務員がつまらないと言われる理由を紹介します。
- 前例に沿うことが求められる
- 単調なルーチンワークが多い
- 住民からのクレーム対応がある
- 感謝されることが少ない
- 成果が給与に反映されにくい
おそらく公務員として働いている方で、上記にあてはまる方もいるでしょう。つまらなさを助長している理由を深堀っていきます。
前例に沿うことが求められる
公務員の仕事においては、基本的に前例に沿って業務を進めることが求められます。
新たな提案や取り組みをする際には、根回しや上層部の承認が欠かせません。
この点は民間企業も似たような状況ですが、公務員の職場では特にリスクを避ける傾向が強く、新しいことに対して保守的な環境があります。
そのため、前例にならうことが推奨されがちで、仕事に刺激を感じにくく、マンネリに繋がる原因となっています。
単調なルーチンワークが多い
公務員の仕事には、単調なルーチンワークが多いのが特徴です。
例えば、公文書の作成や窓口対応といった業務は、効率的で確実な遂行が求められ、創意工夫の余地は限られています。
近年のIT化や時代の変化に伴って改善される機会もありますが、多くの部署では依然としてシンプルな作業の割合が高いままです。
このような職場環境では、日々の業務に刺激を感じにくく、公務員としての仕事がつまらなく感じる要因となっています。
住民からのクレーム対応がある
公務員の職場では、住民からのクレーム対応も少なくありません。
特に、住民対応や窓口がある部署では、クレーム対応に一日の大半を費やすことも多く、結果として高いストレスを感じることになります。
住民の苦情処理に追われると、達成感ややりがいを見出すのが難しくなるため、仕事がつまらないと感じてしまうのも無理はないでしょう。
こうした住民対応の多さが、公務員の仕事を退屈に感じさせる一因となっています。
感謝されることが少ない
公務員の仕事は、日常生活を支える重要な役割を果たしていますが、多くの場合当然と見なされ、特別に感謝される機会は少ないです。
もちろん、窓口や現場での業務が多い部署では、直接住民の方から「ありがとう」と言われる機会もあります。
しかし、公務員の業務は一般的に批判を受けることの方が多く、中々感謝されにくい仕事といえるでしょう。
このような状況が続くと、自分の努力が評価されないと感じ、仕事に対するやりがいや充実感を見失い、結果として仕事がつまらなく思える要因となります。
成果が給与に反映されにくい
公務員の給与体系は年功序列が中心で、成果を上げても給与に反映されにくいです。
昇給幅も限られており、年収50万アップのように飛躍的に増えることはほとんどありません。
また、昇任タイミングもポストが空くのを待たなければならない場合が多く、スピード感に欠ける傾向にあります。
このような報酬体系が、仕事のモチベーションを低下させることに繋がり、仕事がつまらないと感じる理由になることが多いです。
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【実体験】公務員はつまらないと感じた瞬間3選


続いて、私が公務員時代に、仕事がつまらないと感じた瞬間3選を紹介します。
- 住民対応がしんどい
- 変化に後ろ向きな職場環境がしんどい
- 理不尽な議員対応がしんどい



これらの経験は、私が公務員から民間企業へ転職しようと考えたきっかけでもあります。
公務員として勤務している方は、すでに経験済み、またはこれから通る道かもしれません。
住民対応がしんどい
住民対応がしんどいと感じる瞬間は多々ありました。
特に2020〜2022年のコロナ禍では、住民からの電話が途切れず、精神的に追い詰められたこともあります。
また、定期的に現れるモンスタークレーマーへの対応も多く、時には窓口まで直接来る方もおり、その対応に苦労したのは忘れられません。
行政の住民対応は、民間企業の接客業務とは異なる特性を持っています。
民間企業であれば、問題のある顧客対策として出入り禁止などの措置も取れるでしょう。
しかし、行政は利用者を選べないため、誰に対しても丁寧に対応しなければならず、住民対応は非常に骨の折れる仕事です。
住民対応がしんどかった経験は、公務員の仕事から遠ざかりたいと考えた大きな出来事でした。
変化に後ろ向きな職場環境がしんどい
新しい業務に後ろ向きな職場環境もしんどいと感じました。
公務員の職場は年齢層が高いことが多く、ITリテラシーも低いため、ITやDX化などにも消極的です。
以前、公共施設の利用申請を紙からオンラインに切り替える業務に携わったことがありました。
トップダウンでの指示でスピード感を持って対応する必要がありましたが、現場での抵抗が強く、最終的には実現が見送られる結果となりました。
現場職員が従来の紙申請に慣れているため、新しい方法への移行にストレスがかかり、トラブルの懸念もあり、抵抗感が強かったのが原因です。
このように、前例踏襲で新規の取組みに後ろ向きな環境は、職務におけるやりがいやモチベーションを奪う体験でした。
理不尽な議員対応がしんどい
議員の要求への対応もしんどいと感じる瞬間でした。
公務員の管理職は、議会議員に良い印象を与えようとして、多少の無理難題であっても対応しようとします。その結果、現場では予定外の対応を強いられることになるのです。
特に、議会の質疑に関連する案件では、議員は自分の実績を作りたいために、無理だと分かっていても何らかのアクションを求めてきます。
そのため、現場と議員の間で板挟みになり、精神的な負担が大きくなることもありました。
実際、インフラ部門や都市開発部門など議員の注目案件の担当部署では、議会が始まる前は緊張が高まっていました。
このような理不尽な議員対応が続くと、公務員の仕事がつまらないだけでなく、心身ともに非常に大変だったと感じます。
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公務員の仕事がつまらないときのアクションプラン3つ


最後に、公務員の仕事がつまらないと感じたときのアクションプランを紹介します。
- 仕事と割り切ってプライベートを楽しむ
- 他部署に異動希望を出す
- 民間企業への転職活動をする
流れに身を任せていても現実は何も変わりません。行動をすることで未来は変わっていきます。
仕事と割り切ってプライベートを楽しむ
仕事を生活のための手段と割り切り、プライベートを楽しむことに重点を置くのも一つの方法です。
このような考え方を持つ人は、公務員の中でも少なくないでしょう。例えば、必要以上の仕事をせず、定時に帰宅する人も多く見られます。
こうした割り切りができる人にとって、仕事のつまらなさは大きな問題ではないかもしれません。
個人的にそれで納得しているのであれば、公務員として定年まで続けるのがベストな方法と言えます。
仕事は人生の多くの時間を費やすものであるため、なるべくならやりがいを感じながら楽しく働きたいと思うかもしれません。
しかし、人それぞれの価値観は違うので、プライベートを楽しむためにつまらない仕事をするのも一つの選択肢です。
>>【公務員は転職しない方がいい理由とは?】実体験による真実と転職すべき人の特徴を紹介
他部署に異動希望を出す
他部署への異動を考えてみるのも有効な手段です。
公務員の場合、通常数年ごとに異動があり、そのタイミングで自分の興味のある部署に希望を出せます。
例えば、新たなプロジェクトへの参加や昇任による他部署異動で環境を変えると、新しい視点も加わり楽しく働けるかもしれません。
一方で、異動しても公務員としての基本的な環境は大きく変わらないです。そのため、仕事がつまらない問題の根本的な解決には至らない場合もあります。
それでも、自ら行動を起こすことで新たな可能性を見出すチャンスをつかめるため、やってみる価値はあるでしょう。
民間企業への転職活動をする
最終的には、民間企業への転職活動がおすすめです。
転職活動自体は、実際に転職するわけではないのでリスクがありません。興味のある企業が見つからなければ、転職しなければいいだけです。
実際、公務員としての経験やスキルを活かせる企業もあり、加えて日本はこの先も人材不足が続くので、転職希望者にとって有利な状況が続きます。
興味深い企業が見つかった場合は、入社に必要なスキルや経験などを確認し、スキルアップに向けて取り組むとよいでしょう。
例えば、私はIT関連の企業で働きたいと考え、プログラミングなどのITに関する学習を始めました。スキルアップを図れば、転職の成功確率を高められます。
一定のレベルに達するには時間がかかるため、なるべく早く行動を起こすことが重要です。
>>【30代未経験なら3択】おすすめのプログラミングスクールを紹介|大手9社を徹底比較
まとめ:公務員がつまらないと感じるなら行動を起こそう!


公務員の仕事は、誰にとっても楽しいわけではありません。
もちろん公共・公益に関わる仕事が好きで、やりがいも感じられて、ずっと続けたい人もいるでしょう。
しかし、多くの公務員は安定しているから辞めるのはもったいない、つまらなくても辞めるのは気が引ける人だと思います。
実際に、私が公務員として働いていたときも、体感として約60〜70%の人は楽しそうに働いているようには見えませんでした。
どんな仕事を選ぶかは、人それぞれの価値観によるため一概には言えませんが、仕事がつまらないなら、新しい景色も見た方がいいでしょう。
今からでも遅くはないので、何か一つでも行動することをおすすめします。
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