【給付金でお得】テックキャンプを安く受講する方法を解説|要注意な条件とは?

  • 給付金を活用してテックキャンプをお得に受講したい
  • テックキャンプで利用できる給付金の内容がわからない…
  • 給付金を受給するための条件や手続きをを教えてほしい

今回はこんな悩みにお答えします。

結論から言うと、テックキャンプの給付金は絶対利用すべきお得な制度です。

しかし、受給するには条件や少し面倒な手続きもあるので、事前にしっかりと理解しておくとよいでしょう。

この記事を書く私は、テックキャンプを利用して36歳未経験からエンジニアへの道を歩み始めました。

私は給付金を利用できませんでしたが、これから利用する方に向けて、テックキャンプでの給付金の受給手順や注意点を解説します。

これからテックキャンプの利用を考えている方や、エンジニア転職を目指している方は、ぜひ最後までご覧ください。

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目次

教育訓練給付制度(給付金)は受講費用の70%がもらえる制度

教育訓練給付制度(給付金)は受講費用の70%がもらえる制度
引用:教育訓練給付制度のご案内

教育訓練給付制度とは、指定の教育訓練を修了した際に、受講費用の一部が支給される制度です。

国が労働者の主体的なスキルアップを支援するために設けられています。

教育訓練給付制度には、具体的に以下の3種類があります。

  • 専門実践教育訓練
  • 特定一般教育訓練
  • 一般教育訓練

この中で、テックキャンプなどのプログラミングスクールが対象となるのは、専門実践教育訓練です。

受講費用の50%(年間上限40万円)が訓練受講中6か月ごとに支給されます。

訓練修了後1年以内に民間企業へ転職した場合は、さらに受講費用の20%(年間上限16万円)が追加で支給されます。

専門実践教育訓練の給付金は、最大で受講費用の70%(上限56万円)がもらえる大変お得な制度です。

対象となる場合は必ず申請しましょう。

参照:教育訓練給付制度(厚生労働省)

テックキャンプの給付金対象コースは4つ

テックキャンプの給付金対象コースは4つ

テックキャンプの中で給付金の対象となるのは、転職サポートが付いているコースです。

なぜなら、厚生労働省から指定された講座のみが給付金対象となるためです。

具体的には、以下の4つのプランがあります。

  • 短期集中スタイルオンラインプラン
  • 短期集中スタイル通学プラン
  • 夜間・休日スタイルオンラインプラン
  • 夜間・休日スタイル通学プラン
テックキャンプの給付金対象コース

上記のいずれかを受講すれば、給付金の対象となります。

プログラミング教養コースは対象外なので注意しましょう。

参照:厚生労働大臣指定教育訓練講座 検索システム

給付金受給の条件は雇用保険加入者

給付金受給の条件は雇用保険加入者

給付金は雇用保険の加入者が受給の対象になります。

雇用保険料の一部を財源として、運営されているためです。

民間企業で勤務している方は、基本的に対象となると考えて良いでしょう。

給付金を初めてもらう場合は、雇用保険の加入期間が2年以上あれば問題ありません。

ただし離職中の場合は、離職から1年以内に申請する必要があります。

引用:教育訓練給付制度のご案内(厚生労働省)

2年以上会社で勤務している人は、問題なく申請できます。

給付金支給のタイミングは2回

給付金支給のタイミングは2回

給付金が支給されるタイミングは以下の2回です。

  1. 訓練受講中
  2. 訓練修了後(就職した場合)
引用:専門実践教育訓練給付金・教育訓練支援給付金の御案内(厚生労働省)

たとえば、50万円の講座を申し込んだ場合、講座受講中に25万円が支給されます。

50万円 ✕ 50/100   =  25万円

その後、講座受講が修了して1年以内に新たな企業へ転職が決まると、追加で10万円を受け取れます。

50万円 ✕ 20/100   =  10万円

なお1年間で支給される金額の上限は56万円です。

80万円を超える部分については、給付金支給の対象外となるため注意してください。

56万円 ✕ 100/70   =  80万円

給付金は自動では支給されません。対象の講座を申し込んだ場合は忘れずに給付金を申請しましょう。

>>【テックキャンプは高い?】他社スクール料金と徹底比較|割高な理由も紹介

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テックキャンプでの給付金受給までの方法5ステップ

テックキャンプでの給付金受給までの方法5ステップ
引用:専門実践教育訓練給付制度の活用の流れ

続いて、テックキャンプにおける給付金受給の5つの手順を紹介します。

  1. ハローワークへ受給資格確認に関する書類を提出する
  2. テックキャンプの受講を開始する
  3. カリキュラム修了後1ヶ月以内にハローワークへ給付金を申請する
  4. 転職後1ヶ月以内にハローワークへ追加給付を申請する
  5. ハローワークからの給付金支給を確認する

ステップ1:ハローワークへ受給資格確認に関する書類を提出する

給付金を受け取るためには、ハローワークへ受給資格確認の申請が必要です。

申請にはジョブ・カードが必須であり、テックキャンプの無料カウンセリング後に作成します。

ジョブ・カード作成後、受講開始日の2週間前までにハローワークへ申請します。

ハローワークへ提出するのは、下記の書類です。

  1. 教育訓練給付金及び教育訓練支援給付金受給資格確認票(HPからダウンロード)
  2. ジョブ・カード(HPからダウンロード)
  3. マイナンバーカード
  4. 写真2枚(マイナンバーカード提示で省略可)
  5. 払渡希望金融機関の通帳またはキャッシュカード
  6. 専門実践教育訓練給付及び特定一般教育訓練給付再受給時報告
    ※過去に専門実践教育訓練給付及び特定一般教育訓練給付を受給したことがある場合に必要

以下のチェックリストも活用して、書類の抜け漏れがないようにしましょう。

引用:専門実践教育訓練給付金 提出書類チェックリスト

なお、2024年2月1日から申請書の提出は、郵送や電子申請も利用可能になりました。

電子申請は、書類の印刷や手書きの必要がないため便利です。e-Govを使用した電子申請はこちらのリンクから行えます。

上記の手続きが完了しないと、給付金が受給できないため慎重に進めましょう。

ステップ2:テックキャンプの受講を開始する

受給資格確認の書類提出後、テックキャンプへ料金を支払い受講を開始します。

受講料の領収書は後必要になるので、なくさないように大切に保管しておいてください。

テックキャンプの受講期間は、短期プランで約3ヶ月、長期プランで約6ヶ月です。

契約の受講期間内に学習を修了できなかった場合、給付金の受給対象外となります。

講座スケジュールを確認して、予定どおり完了するように計画的に学習を進めましょう。

ステップ3:カリキュラム修了後1ヶ月以内にハローワークへ給付金を申請する

テックキャンプのカリキュラムが修了したら、1ヶ月以内にハローワークへ給付金支給の申請をします。

ハローワークに提出する書類は、以下のとおりです。

  1. 教育訓練給付金の受給資格者証(受講開始前の手続き後にハローワークからもらえる)
  2. 教育訓練給付金支給申請書(テックキャンプが発行)
  3. 教育訓練修了証明書(テックキャンプが発行)
  4. 領収書またはクレジットカード契約証明書(テックキャンプが発行)
  5. 返還金明細書(「領収書」が発行された後で教育訓練経費の一部が教育訓練施設から本人に対して、還付された場合に必要)
  6. 教育訓練経費等確認書(HPからダウンロード)
  7. 専門実践教育訓練給付最終受給時報告(HPからダウンロード)

修了後1ヶ月を越えてしまうと受給できなくなるため、速やかに申請しましょう。

ステップ4:転職後1ヶ月以内にハローワークへ追加給付を申請する

カリキュラム修了後、転職活動をして入社が決まった場合、追加給付の申請が必要です。

以下の書類をハローワークに提出します。

専門実践教育訓練給付追加給付申請時報告
(ステップ3で提出した専門実践教育訓練給付最終受給時報告と同じ様式)

上記は、雇用された日の翌日から起算して1ヶ月以内の申請が必要です。

転職してから1ヶ月を越えてしまうと、受給できなくなるため忘れずに申請しましょう。

ステップ5:ハローワークからの給付金支給を確認する

上記の手続きが問題なく完了すれば、ハローワークから給付金が支給されます。

給付金が振り込まれるタイミングは、申請後5日から10日前後です。

しばらくしても給付金が振り込まれない場合は、申請漏れや正しく受理されていない可能性もあります。

その場合、放置せずに必ずハローワークへ問い合わせて確認しましょう。

テックキャンプの給付金活用における3つの注意点

テックキャンプの給付金活用における3つの注意点

最後に、テックキャンプでの給付金を活用する際の注意点を3つ紹介します。

  1. 公務員は給付金を受給できない
  2. 受講料を分割払いにすると給付金が減額される
  3. プログラミング教養コースでは給付金はもらえない

公務員は給付金を受給できない

公務員の方は、給付金の申請ができません。

理由は、公務員が雇用保険の対象外であるためです。

給付金は、主に雇用保険料を支払っている民間企業の従業員を支援するために設けられています。

公務員は基本的に安定した雇用が保証されており、退職を前提としていないため、雇用保険のサポートがありません。

しかし、勤務先によっては、資格取得や講座受講のための独自の補助制度を設けている場合があります。

念のため、自身の職場で活用できる制度がないか確認してみるといいでしょう。

私も公務員だったので給付金を受給できず、全額自己負担しました。

受講料を分割払いにすると給付金が減額される

受講料を分割払いにした場合、給付金全額はもらえません。

給付金の申請時点で支払済みの金額が、給付金の対象額となるからです。

給付金を全額もらえない例

たとえば、72万円を12回払いにした場合、1ヶ月あたり6万円の支払いになります。

テックキャンプの受講期間が3ヶ月だと、終了時点で18万円(6万円×3)が支払済みの金額です。

この時点で給付金を申請すると、18万円に対する50%の金額である、9万円(18万円✕1/2)しかもらえません。

支払いが残っている54万円(72万円-18万円)に対する給付金27万円(54万円✕1/2)は、受け取れなくなります

そのため受講料はなるべく、一括または受講期間に支払いが終わる支払い回数に設定するといいです。

支給申請前に受講料残額を一括で支払うこともできるので、希望する場合はテックキャンプ運営事務局まで相談しましょう。

プログラミング教養コースでは給付金はもらえない

テックキャンプの教養コースやイナズマコースは給付金の対象外となっています。

テックキャンプでは、転職コースのみが給付金の認定を受けているためです。

国から給付対象講座に指定されるためには、就職・転職を目的としたプログラムであることが必要です。

そのため、今後もプログラミング教養コースが給付金の対象となる可能性は低いでしょう。

一方で、転職コースは転職するつもりがなくても受講でき、さらに受講料の50%が給付金で戻ってきます。

プログラミング教養コースも最先端AIなどのスキルを学べる有用なプログラムですが、本気でプログラミングを学びたいなら、転職コースがおすすめです。

プログラミング教養コースは給付金対象外なので、受講する際は注意しましょう。

まとめ:テックキャンプは給付金を活用してお得に受講しよう!

まとめ:テックキャンプは給付金を活用してお得に受講しよう!

テックキャンプは、未経験からのエンジニア転職成功者を多く輩出している、業界大手のプログラミングスクールです。

特に30代でも転職保証が付いており、安心して転職活動ができるのが魅力的なポイントです。

教育訓練給付金を使えば、最大70%引きでお得に受講できます。

専門のカウンセラーが給付金についても詳しく教えてくれるので、お気軽に相談してみてください。

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