- 未経験者からエンジニアを目指すと、どんな現実が待っているか気になる
- エンジニアのネガティブな面ばかり聞くが、ポジティブな現実も教えてほしい
- 未経験エンジニアの現実的なキャリアに関して知りたい
これからエンジニアとしてのキャリアを考えている方には、このような悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
未経験からエンジニアへの転職は大変なことが多く、覚悟がない方にはおすすめはしません。
とはいえ、未経験から転職してラクできる職種は少なく、最初に苦労して経験を積む方が、後々ラクに働けるようにもなります。

私自身も、未経験からエンジニアに転職した際は、厳しい現実を体験しました。
しかし、約3年が経過した頃から、業務にも慣れ知識やスキルも着実に増えてきて、メリットも実感しています。
本記事では、私の実体験に基づいた未経験エンジニアの現実を紹介します。
エンジニアへの転職を検討している方や、エンジニアに興味がある方はぜひ最後までご覧ください。
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【実体験】未経験エンジニアが直面する5つの現実


まず、未経験エンジニアが直面する主な5つの現実を紹介します。
- 他業種より収入が高いわけではない
- 入社後も自己学習が求められる
- できる人とできない人の差が大きすぎる
- 日々タスクが終わるかの不安に襲われ続ける
- 生成AIを使いこなす必要がある
他業種より収入が高いわけではない
エンジニアは高収入というイメージがあるかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。
特に、未経験からエンジニアのキャリアをスタートする場合、最初から高い報酬を得ることは難しいです。
報酬は他社貢献や価値提供の度合いによって決まるため、スキルや経験が少ないうちは当然といえるでしょう。
もちろん経験を積むことで少しずつ年収は上がりますが、金融や商社などの業界の方が、IT業界よりも給与水準は高い傾向にあります。



エンジニアへの転職を考えるうえで、収入の期待値は上げすぎない方がいいです。
入社後も自己学習が求められる
未経験でエンジニアとして働き始めると、実務以外の自己学習は不可欠です。
特に実務経験が少ない間は、平日の夜や休日を利用して、タスクの実装や不足する知識のキャッチアップが必要になってきます。
少なくとも入社後1年間は、継続的な学習の意欲がないと厳しいでしょう。
しかし、このような努力や行動は確実に結果を生み、会社からの評価にもつながるため無駄にはなりません。
入社後の自己学習も将来への投資と捉え、積極的に取り組むことが重要です。
>>【闇深い業界?】怪しい未経験エンジニア求人の特徴とハズレ会社の回避法を紹介
できる人とできない人の差が大きすぎる
エンジニアは、特にセンスが問われる職種です。
できる人はコードや仕様書を見るだけで内容をすぐ理解し、設計と実装を進められます。
一方で、できない人や理解が遅い人は、その何倍もの時間をかけてタスクをこなすことになるのが現実です。
生産性が何倍も違うので、多くの企業がエンジニア経験者を欲しがるのも納得できます。
とはいえ、できるエンジニアばかりにタスクが偏ると負担が大きくなるため、凡人エンジニアでも仕事はあるので、心配はいりません。
最初はできなくても果たすべき役割があり、少しずつ経験を積めば、着実にスキルアップしていきます。
>>【未経験エンジニアは後悔する?】6つの理由と対策を解説|実体験も紹介
日々タスクが終わるかの不安に襲われ続ける
エンジニアはタスクの納期から逃げられず、タスクを着実に終わらせられるか日々不安に感じることになります。
順調に進み、早めに終わるタスクもありますが、納期ギリギリになったり、時には遅れてしまうケースも少なくありません。
しかし、納期という期限があるからこそ、何とか終わらせようと必死になり、それが結果として自分の成長につながるチャンスであることも多いです。
そもそも計画や見積もりが甘く、最初から無理なスケジュールである場合もあります。
そのような場合は、早い段階でPMやクライアントに相談しておくことで、タスクの遅延が大きな事態につながるリスクを減らせるでしょう。
>>未経験からエンジニア転職はやめとけの理由とは?知らないと損する事実
生成AIを使いこなす必要がある
2025年において、エンジニアの業務で生成AIを活用することは欠かせません。
たとえば、ChatGPTやGoogle Gemini、Cursorなどのツールを使いこなすことが求められます。
新たにソースコードを書く場合や既存のコードを修正する場合でも、生成AIを活用するか否かで、生産性には大きな差が生まれます。
生成AIに関する最新情報を積極的に収集し、新しいサービスやツールを素早い理解が求められます。
このように最新技術を業務へ取り入れることが、エンジニアとして生き残るための重要なポイントです。
未経験エンジニアが増えすぎているのは本当?


未経験エンジニアが増えているのは事実ですが、依然としてエンジニアは不足している状況です。
職種の特性上、向き不向きがはっきり分かれるため、途中で辞めていく人も少なくありません。



プログラミングスクールが増えていて、未経験エンジニアも増えすぎているという声も聞くけど…
確かに、未経験エンジニアは増えており、教育コストの負担も大きいことから、採用を控える企業も増えています。
しかし、労働人口が不足している日本では、エンジニア人材を確保したい企業が大半です。
IT人材不足はさらに深刻化すると見込まれており、今後もエンジニアの売り手市場は続くでしょう。
粘り強く学び続ける覚悟があれば、未経験からでもエンジニアに挑戦する価値は十分あります。
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未経験エンジニアが知るべきポジティブな現実3つ


未経験エンジニアには、ネガティブな情報ばかり目につきますが、明るい面もあります。ここでは、未経験エンジニアが知るべきポジティブな現実を3つ紹介します。
- 需要が高い職種なので仕事に困らなくなる
- リモートや在宅で柔軟な働き方ができる
- 転職によるキャリアアップがしやすい
需要が高い職種なので仕事に困らなくなる
エンジニアは人手不足であり需要が高い職種です。一定のレベルになれば、仕事を探すのには困らなくなるでしょう。
最初はできないことばかりですが、実務経験を積むうちにできることも増えていきます。
実力と経験値が上がるほど市場価値は高まるため、将来性がある業種です。
AIの浸透により仕事がなくなる懸念もありますが、エンジニアの需要がなくなることはないでしょう。
リモートや在宅で柔軟な働き方ができる
エンジニアはパソコンとインターネット環境さえあれば仕事ができるため、働く場所を選びません。
もっとも会社によっては出社義務があり、完全なフルリモートが難しいケースもあります。
それでも、勤務時間が流動的なフレックス制や、在宅勤務制度を導入する企業も多いため、働き方の自由度は高いです。
このように、リモートワークがしやすい点は、エンジニアのポジティブな要素といえるでしょう。
転職によるキャリアアップがしやすい
エンジニアはキャリアアップを実現しやすい職種です。
実際、私の周囲で退職したエンジニアも、例外なく年収アップや希望ポジションを得る転職をしています。
待遇だけでなく、担当分野や開発スタイルまで自分の理想に近づけている人も少なくありません。
転職市場では、経験年数やスキルが高いほど重宝されるため、日々の業務で地道に経験を積んでいけば、着実にキャリアの選択肢が広がります。
仕事で得た経験がそのまま自身の市場価値の向上につながりやすいのは、エンジニアならではの魅力と言えるでしょう。
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未経験エンジニアが目指すべきキャリアの方向性3つ


ここでは、未経験エンジニアが目指すべきキャリアの方向性を3つ紹介します。
- エンジニアリングを追求するスペシャリスト
- マネジメント力を駆使するジェネラリスト
- 顧客の課題解決に注力するコンサルタント
エンジニアリングを追求するスペシャリスト
まず選択肢として挙げられるのが、技術を極めるスペシャリストの道です。
テックリードとしてプロジェクトの技術的部分の担保や、経験の浅いエンジニアの育成やサポートを担います。
多くのエンジニアが憧れる王道ルートですが、高いセンスと実力が不可欠なため、途中で挫折する人も少なくありません。
のらりくらりと平凡なエンジニアとして歩む道もありますが、キャリアが頭打ちになるリスクもあります。
技術やエンジニアの業務が好きで、周囲からも一目置かれるような存在になれるなら、大いに挑戦する価値はあるでしょう。
マネジメント力を駆使するジェネラリスト
2つ目は、エンジニアからPMなどのマネジメント側に移行するキャリアです。いわゆるジェネラリストとも呼ばれ、一般的なエンジニアとは異なるキャリアになります。
もっとも、チームを率いるには開発知識が不可欠であるため、これまで培ったエンジニアとしての技術力や現場経験を十分に活かせます。
PMを志望するエンジニアは意外に少ないため、ポストが空いているケースも多く、挑戦しやすいのも特徴です。
エンジニアに向いていないと感じる人や、30代後半以上など年齢が高めの人にはおすすめです。
コーディングよりも人やスケジュールの管理に興味がある人や、30代後半以降で次のステージを探している人には特に向いているでしょう。



私自身もスペシャリストの道はあきらめて、ジェネラリストの道に舵を切っています。
顧客の課題解決に注力するコンサルタント
三つ目の選択肢は、顧客の課題解決を担うITコンサルタントへの転身です。
コンサルタントは、ヒアリングを通じてビジネス上の問題を洗い出し、最適なITソリューションの提案や実行をサポートします。
その過程で、システム設計やインフラ構築などの専門知識が必要になるため、エンジニアとして培ったスキルを存分に活かせるでしょう。
顧客と直接対話し、事業の成長に直結する上流工程を担うため、報酬水準が高くなりやすい点も魅力の一つです。
技術力に「課題解決力」と「ビジネス視点」を掛け合わせれば、代えのきかない市場価値の高い人材に成長できます。
新たなキャリアの一手として、コンサルタントを検討する価値は十分あるでしょう。
30代未経験からエンジニア目指すならスクール利用がおすすめ


30代未経験でもエンジニアへの転身は十分可能で、決して遅くはありません。ただし、最後までやり抜く意志と継続して学び続ける覚悟は必要です。
とはいえ、多くの30代は現在の職場で中心的な役割を担い、プライベートでは子育てや家事に追われ、学習時間が取れないこともあるでしょう。
そんな限られた時間で、未経験からエンジニアを目指すなら、独学よりもプログラミングスクールの利用が効率的です。
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費用は掛かるものの、「迷走する時間を回避する投資」と考えれば十分に回収可能です。
家族や仕事と両立しつつ最速でキャリアチェンジを実現したいなら、スクール利用は十分価値のある選択肢です。
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